運動と一緒に飲むことで相乗効果が生まれるプロテインですが、運動前と運動後どちらに飲んだ方がいいのか分からないという方は多いのではないでしょうか?
今回は、プロテインを飲む場合は運動前と運動後どちらがおすすめかを紹介していきます。
プロテインは運動前と運動後どちらに飲んだ方がいい?
プロテインを飲む場合、基本的に運動の前後に飲むことが推奨されていますが、一概にはどちらに飲んだ方がいいとは言い切れません。
例えば運動前に空腹だった場合、そのまま運動を行うと体が筋肉を壊して無理やりエネルギーを作り出そうとしてしまいます。
そのため、運動をする前にはプロテインや軽食を取ってエネルギー補給をして空腹状態にしないことがよいとされています。
一方運動後にプロテインを飲む場合、栄養素の吸収率が高い状態となるため効率的に筋肉の増強や回復につながります。
このように、運動前と運動後どちらにプロテインを飲んでもメリットがあるがあるため、可能であれば運動前と運動後両方に飲むのがよいといえるでしょう。
特に運動後はエネルギーや栄養素の消費が大きい状態となっているため、欠かさずにプロテインを飲むことをおすすめします。
運動前にプロテインを飲むメリット
上記で運動前にプロテインを飲むことで空腹状態にしないということをご紹介しましたが、実は効果はそれだけではありません。
運動前にプロテインを飲むことで、筋肉の合成をサポートするアミノ酸を蓄えることができ運動効果を向上させることができるのです。
プロテインを飲む時間としては、吸収する時間を考慮して運動の1~2時間前がよいとされています。
なかなか運動する前に食事をとる時間がないという場合には、手軽に栄養補給ができるプロテインは最適といえるでしょう。
運動前に水分をあまり取りたくないという場合は、腹持ちよく固形食でもあるプロテインバーがおすすめです。
運動後にプロテインを飲むメリット
運動後のプロテイン摂取は非常に重要であり、筋肉の修復やエネルギーの吸収率が高くなります。
特に運動後45分間はゴールデンタイムとも呼ばれ、筋肉を形成しやすい時間と呼ばれています。
運動後45分を過ぎると筋肉細胞の同化能力が大きく下がり、120分経過すると同化能力の向上作用は失われ普段と同じ働きまで戻ってしまいます。
また、よく運動後のプロテインは太ると言われますが、実際は運動した消費カロリーよりも多くプロテインを飲まなければ太ることはありません。
運動後は栄養素の吸収率が高まりますが、必要以上の栄養素は吸収されません。
適量のプロテインを運動後に飲むことで、大きく筋肉量を増やしたり体の栄養のバランスの調整がとれることでしょう。
運動しないときはいつプロテインを飲めばいい?
プロテインは運動前後に飲むことで大きな効果がありますが、運動をしない時でも飲むことで効果が得られます。
運動時以外でプロテインを飲むのであれば、間食事や就寝前などに飲むと美容や健康によい効果が発揮されます。
プロテインの摂取時間は体の栄養素が不足しているときと推奨されており、小腹のすく時間や夜から翌朝までの絶食時間帯前に飲むと良いでしょう。
また、プロテインは腹持ちが良いためダイエット目的であれば朝食やおやつなどに置き換えて飲むこともおすすめです。
プロテインは運動前・運動後どちらに飲んでもよい
いかがだったでしょうか。
プロテインは栄養素を補う目的で飲むため、基本的に体の栄養素が不足している時間に飲む方がよいとされています。
特に運動後は筋肉の修復や栄養素の吸収率が大幅にアップしているため、プロテインを飲むのに最適な時間といえるでしょう。