「もう少し胸が大きくなったら…」「バストアップでスタイルを良くしたい」など、女性の永遠のテーマともいえるバストアップ。
最近は、プロテインの摂取がバストアップになるといった噂があるようですが、実際のところ本当に効果は期待できるのでしょうか。
今回はプロテインにおけるバストアップの効果について、詳しくご紹介します。
バストアップに「プロテイン」が良いと言われる理由
バストアップを目指すにあたり、「プロテインの摂取が良い」と言われることがあります。
これは一体なぜなのでしょうか。まずは、バストアップとプロテインの関係について見ていきましょう。
たんぱく質の存在
バストアップにプロテインが良いとされる理由には、たんぱく質の存在が挙げられます。
胸には、バストの理想的な形を保つための「クーパー靭帯」と呼ばれる組織があります。正常な状態であれば常にピンと張っていて、ハリのあるバストを維持するのです。しかし、強い衝撃や姿勢の悪さなどにより、クーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、バストが下がってしまいます。
クーパー靭帯はたんぱく質で構成されていることから、「プロテインの摂取がバストアップにつながる」と言われているのです。
運動との組み合わせ
プロテインを摂取している方の中には、運動と一緒に取り入れている方も多いです。この「運動」が、バストアップになっていることも珍しくありません。
バストアップには大胸筋などの土台が重要。プロテインを摂取しながら、大胸筋などのトレーニングをすることで、バストアップが目指せることがあるのです。
プロテインだけではなく、筋トレの効果が作用してバストアップを実現できたという場合も考えられるでしょう。
ソイプロテインでバストアップは可能?
ソイプロテインの原料である大豆には、女性ホルモンと似た働きがあるとして「バストアップになるのでは?」と考える方が少なくありません。しかし、結論としては科学的な根拠はないのが事実です。
確かに、大豆には女性ホルモンと似た作用があることから、月経前の不快な症状を緩和する効果が期待されています。しかし、バストアップという効果までは検証されていないのが事実。
ソイプロテインだけでは、バストアップを実現できない可能性が高いと考えられるのです。
バストアップのために意識したいこと
バストアップを目指したい方は、日々の生活習慣で意識すべきポイントが多いです。
具体的に、どのような部分で意識したらいいのか、以下を参考にしてみてください。
1日50g前後のたんぱく質を摂取
バストアップにはたんぱく質の存在が欠かせません。胸の組織を構成する物質はたんぱく質ですので、不足していては胸を理想の状態へと導くことは難しいものです。
女性の場合は、1日あたり体重×1gの量のたんぱく質が必要とされていますので、自分の体重と照らし合わせながら積極的にプロテインなどを取り入れていきましょう。
脂質を摂取する
バストアップにおいて、「脂肪」は欠かせません。そもそも、胸の丸みやボリュームは脂肪によるものです。適度な脂肪があることで、バストアップを実現できるといっても過言ではありません。
ダイエットとして、極端な食事制限をしていると、脂肪が大幅に減少しサイズダウンにつながってしまいますので注意してください。
大胸筋のトレーニング
大胸筋のトレーニングは、胸回りの筋肉を大きくする効果があり、結果的にバストアップにつながります。そもそも大胸筋はバストの土台であり、胸を形作る重要な部分です。
プロテインを生活に取り入れながら筋トレを行うことで、より高い効果を期待できるでしょう。
プロテインはバストアップに近づく
必ずしもプロテインだけを摂取していればバストアップを実現できるわけではないもの。しかし、バストアップのチャンスを増やすといっても過言ではありません。
女性にとって悩みの種である胸の問題は、本ページを参考にしながら解消してみてください。