プロテインは妊娠中にも飲める?安全性や意外なメリットについて


ダイエットや美容などを目的として、取り入れる女性が増えたプロテイン。健康の味方にもなると言われていますが、女性にとって気になるのが「妊娠中でも飲んで良いのか」という問題ではないでしょうか。
今回は妊娠中におけるプロテインの影響や、摂取のメリットについて詳しくご紹介します。

プロテインは妊娠中に飲んでもいい?

プロテインは妊娠中に飲んでもいいものなのでしょうか。
さっそく、飲用の可否について以下から見ていきましょう。

妊娠中こそ飲むべき健康食品

プロテインは妊娠中であっても飲んでOKですし、むしろ妊娠中の女性こそ取り入れたい健康食品です。
プロテインは「たんぱく質」のことであり、体作りや健康では欠かせない栄養素です。しかし、妊娠中はつわりや体調不良などでバランスの良い食事を摂れないことが少なくありません。
そんなとき、飲むだけで栄養補給ができるプロテインは、妊娠中の女性の貴重な栄養源と言えます。
食欲がなくても、水分補給も兼ねて栄養を摂取できるプロテインは、妊娠中の大きな味方となってくれるでしょう。

過剰摂取をしなければ積極的に摂取してOK

プロテインは過剰摂取をしなければ、妊娠中でも積極的に摂取して問題ありません。毎日取り入れたり、間食感覚で取り入れたりするのもいいでしょう。
また、食べづわりなどで「妊娠がきっかけで暴食が止まらない」という場合は、食事前にプロテインを摂取することがおすすめ。食事前にお腹を満たすことができ、結果的に食事量をコントロールしやすくなります。
プロテインの1日あたりの摂取目安量は、成人している女性の場合は約50gです。しかし、妊娠中の場合はさらにプラスで10~25gのプロテインが必要であると言われています。
そのため、過剰摂取にならない範囲であれば、毎日こまめにプロテインを摂取してもOKです。

プロテインを妊娠中に飲むメリット

妊娠中にプロテインを飲むことで、得られるメリットはたくさんあります。
具体的に、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

妊娠中に不足しやすい栄養を摂取できる

妊娠中にプロテインを飲むメリットとして、まず挙げられるのが妊娠中に不足しがちな栄養を摂取できる点です。
基本的には「たんぱく質」の補給になりますが、プロテインによっては食物繊維やビタミン、ミネラルなどが含まれているタイプもあります。
妊娠がきっかけで食生活が変わってしまった場合も、プロテインでカバーできる場合があるので、妊娠中こそおすすめなのです。

胎児の成長をサポートする

たんぱく質は胎児の成長に必要な栄養素であり、極端に不足してしまうと成長に影響を及ぼすことがあります。血液や皮膚、髪、爪など体のあらゆる部分を構成する栄養素ですので、不足すれば大人でも健康被害をもたらします。
胎児はとくに、栄養が必要な段階にありますので、妊娠中こそ積極的にプロテインを摂取すべきと言えるのです。

貧血予防を期待できる

貧血予防をできる点は、妊娠中にプロテインを摂取するメリットといえます。
妊娠中は貧血になりやすい時期であり、めまいや立ちくらみなどに悩まされる方が少なくありません。深刻な場合は貧血により転倒して怪我をするリスクもありますので、常に貧血対策は重要です。
貧血対策と言えば、鉄分を豊富に含む食品の摂取が挙げられますが、たんぱく質の補給も貧血回避に効果的。たんぱく質は鉄分の吸収を促すので、貧血予防として効果的な栄養素なのです。

プロテインは妊娠中でも飲んでOK

プロテインは妊娠中に飲んでも全く問題はありません。むしろ、栄養不足に陥りやすい時期であることをふまえると、摂取目安量を守ったうえで積極的に取り入れていく必要があります。
現在、妊娠中の方や、今後妊娠を希望する女性は、プロテインのメリットを知ったうえで上手に取り入れてみてください。

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