今や、美容法や健康法として定番になりつつあるプロテイン。かつては、スポーツマンやボディービルダーが摂取するイメージが強かったものの、現在はモデルや芸能人も摂取する存在として知られるようになりました。
しかし、最近問題になっているのが、「過剰摂取」です。今回はプロテインにおける過剰摂取や適量の目安についてご紹介します。
プロテインの過剰摂取が及ぼすリスク
プロテインの過剰摂取は、結論から言うとNGです。
具体的にどのようなリスクがあるのかは、以下を参考にしてみてください。
内臓疲労
プロテインの過剰摂取は、内蔵疲労につながります。
そもそも、プロテインはたんぱく質のことであり、摂取しすぎると内臓に大きな負担をかけてしまいます。実際、プロテインの過剰摂取が原因で「体が重い」「元気が出ない」といった経験をしたことがある方は多いです。
プロテインは、きちんとパッケージの表記の量を厳守しなければなりません。
カロリーオーバー
プロテインはカロリー0ではありません。そのため、プロテインを摂取すると同時に、カロリーも摂取することになります。
当然、プロテインを摂取しすぎれば、カロリーも過剰摂取することとなってしまうのです。場合によっては、ダイエットのために取り入れていたはずが、かえって肥満を招くことにもなってしまうでしょう。
プロテインの過剰摂取と言えるライン
プロテインの飲みすぎとして判断できるラインは、性別や体重などから算出できます。
2020年現在、成人であれば男性が65g程度、女性が50g程度です。体重から算出する場合は「体重×1g」が目安。
上記の量を超えてしまうと、過剰摂取になり健康被害を及ぼすことが考えられます。
基本的に、プロテインは吸収できる量に限度があります。たくさん摂取したところで全てを吸収できるわけではありません。
効率よくプロテインを取り入れたいのであれば、目安量をきちんと守ることが大切です。
プロテインの正しい取り入れ方
プロテインの取り入れ方は人それぞれ異なりますが、単純に「摂取すればいい」というわけではありません。より効果的に摂取するためには、正しい取り入れ方を把握する必要があります。
ここからは、プロテインの正しい取り入れ方をご紹介していきます。
1日に複数回に分けて摂取する
プロテインは、1日分の量を複数回に分けて摂取することをおすすめします。
1回で1日分のプロテインを摂取しても、体内では吸収しきれないのが現状です。吸収しきれなかったプロテインは、そのまま体外へ排出されてしまいますので、結果的には非効率な摂取方法です。
無駄なくプロテインを摂取するためには、1日分を複数回に分けて体内で吸収できる量を上限として取り入れる必要があります。
食事前
ダイエットや美容を目的としてプロテインを摂取するのであれば、食事前がおすすめです。
基本的にプロテインは牛乳や水などと混ぜて飲むことが多いので、食事前に摂取することで空腹感を緩和する効果が期待できます。
腹持ちもいいので、結果的に「食べすぎ予防」「暴食回避」につながるでしょう。
「食事制限をしたいけれど食欲が抑えられない」という女性にもピッタリな取り入れ方です。
プロテインの過剰摂取には要注意
プロテインを過剰摂取をしても、高い効果を期待できるわけではありません。むしろ、健康被害を招いたり、美容・ダイエットの敵となってしまうことが分かっています。そのため、プロテインは適量を守って摂取することが大切です。
これから、美容やダイエットのためにプロテイン生活を始めたいと考えている方は、ぜひ本ページを参考にしながら、自分に合った量を計画的に取り入れてみてください。