プロテインが体調不良を招く?知っておくべき原因や安全性について


「プロテインを飲み始めてから調子が悪くなった」「プロテインを飲む前のほうがイキイキしていた」など、プロテインが原因で体調不良になった方は少なくありません。
そこで、今回はなぜプロテインが体調不良を招くのかを解説。あわせて、プロテインの安全性についても触れていきます。

プロテインで体調不良になる原因は過剰摂取

プロテインで体調不良になる原因は、過剰摂取がほとんどです。
誤った認識により「たくさん摂取すればいい」と考える方は意外にも少なくありません。しかし、プロテインの過剰摂取は体に負担をかける行為。
さまざまな内臓に影響を与えるので、プロテインの過剰摂取は厳禁です。

プロテインを過剰摂取するとどうなるの?

プロテインを過剰摂取した場合、体にはどのようなリスクがあるのでしょうか。
ここからは、あまり知られていない「プロテインの過剰摂取」における、体調不良のケースについてご紹介します。

内臓疲労

プロテインの過剰摂取は、内蔵疲労を招きます。
たんぱく質は、肝臓や腎臓の働きによって、体内に安全に吸収されます。たんぱく質の量が適切であれば、必要以上に肝臓や腎臓に負担をかけることはありません。しかし、1日の目安量を大幅に超えてしまうと、肝臓や腎臓がフル稼働することになります。
結果的に肝臓や腎臓に負担がかかり、内蔵疲労を招いてしまうのです。
疲れがとれなかったり、体が常にだるかったりする場合は、内蔵疲労が原因かもしれません。

尿路結石

尿路結石は、肉類のプロテインの過剰摂取でリスクを高めることになります。
肉類は、体内に取り込むと尿路結石の引き金となる「シュウ酸」「尿酸」を増加させる特徴があるのです。
シュウ酸が尿路結石の原因となる理由は、カルシウムと結合する点。尿にはカルシウムが含まれているので、シュウ酸が増加すると尿管で塊が生じてしまいます。
結果的に尿路結石となって、腹痛などの不快な症状を招いてしまうのです。

カロリーオーバー

プロテインの過剰摂取により、カロリーオーバーになる事例が珍しくありません。
ダイエットのために飲み始めたプロテイン。「早く効果を実感したいから」と大量に摂取するケースがあります。
しかし、市販のプロテインには糖類やカロリーが含まれているので、過剰摂取すれば当然カロリーオーバーとなってしまいます。
「プロテイン飲み始めてから太った気がする」といった声も実際に挙がっているので、摂取目安量はしっかりと守ることが大切です。

腸の状態が悪くなる

プロテインの過剰摂取は、腸内環境の悪化を招きます。プロテインは、腸内に潜む悪玉菌のエサとなってしまうためです。たんぱく質を過剰に摂取することで、悪玉菌の増殖に繋がってしまい、腸内環境が乱れてしまいます。
体調不良だけではなく、「肌荒れ」「痩せにくい」「イライラしやすい」など、美容や精神面にも影響を及ぼすので注意が必要です。

プロテインは摂取量を守れば安全!

プロテインにはさまざまなリスクがありますが、1日の目安量をきちんと守れば安全に摂取できます。
基本的に、プロテインで体調不良に陥るケースのほとんどが、「過剰摂取」によるもの。一度に1日分のプロテインを摂取したり、数日分のプロテインを1日で摂取したりするなど、無理な取り入れ方が体調不良を招きます。
そのため、極端に過剰な量を摂取しなければ、安全かつ効果的にプロテインを取り入れることができるでしょう。
プロテインへ興味がある方や、美容への関心が高い方は、ぜひ本ページを参考にしながら正しいプロテイン習慣を始めてみませんか。

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