美容効果の高さが注目されているソイプロテイン。市販されている豆乳同様「大豆」が由来の食品です。そのため、ソイプロテインと豆乳ならどちらが適しているのか?といった疑問を抱える方は少なくありません。
そこで、今回はソイプロテインと豆乳はどちらがベストなのかをご紹介。また、牛乳由来のプロテインの代用として活用できるのかも詳しく触れていきます。
ソイプロテインについて
ソイプロテインは、大豆を主原料とした食品です。分類的には「栄養補助食品」という枠になるため、いわゆるサプリメントに近い存在といえます。
大豆が主原料ではありますが、商品によってはビタミンやミネラルが豊富に含まれていたり、栄養価の高いスーパーフードを使用していたりなど、大豆の持つ成分だけではなく、幅広い栄養素を取り込めるのが魅力です。
豆乳について
豆乳は、大豆から作った液体状のものを指します。大豆から固形物質を取り除くことで抽出できる飲みものです。
製造過程を見てみると、大豆をすりつぶしてドロドロにし、固形を取り除くという過程があります。つまり、豆乳は「大豆そのものを取り入れられる飲みもの」といえるのです。
ちなみに、豆乳は味付けをされていない「無調整豆乳」と、糖類などで加工された「調整豆乳」、大豆の含有量が少ない「豆乳飲料」の3種類に分けられます。
ソイプロテインと豆乳を選ぶならどっち?
ソイプロテインと豆乳を選ぶ場合、どちらが適しているのでしょうか。
ここからは、どちらを選ぶべきか迷った場合の判断ポイントをご紹介します。
美容目的ならソイプロテイン
美容目的で取り入れたいなら、豆乳よりも「ソイプロテイン」のほうがおすすめです。
ソイプロテインには、大豆に含まれていない成分も豊富に含まれています。大豆といえば、主要成分はイソフラボンですが、ソイプロテインなら鉄分や葉酸、イヌリンなど、女性に嬉しい成分が多い傾向にあります。
美肌効果だけではなく、ダイエットサポートや腸内環境改善としても効果が期待できるため、美容目的の方にピッタリです。
大豆そのものの風味が好きなら豆乳
大豆そのものが持つまろやかな風味が好きなら、豆乳として取り入れるのがベストです。
豆乳といえば、濃厚で口当たりのなめらかさが特徴の一つ。他の飲み物にはない独特な風味を持つため、「豆乳の味が好き」という方も少なくありません。
そのため「大豆の味が好き」という方であれば、ソイプロテインよりも、豆乳のほうが満足度が高いと考えられます。
牛乳由来のプロテインの代用になる?
プロテインの種類として定番なのが「牛乳由来のプロテイン」です。牛乳の持つたんぱく質を摂取できるとして、長年プロテインの定番的な存在でした。
ソイプロテインを牛乳由来のプロテインとして摂取することは可能ですが、ここで注意したいのが「栄養素が異なる点」です。
ホエイプロテインやカゼインプロテインなどのような牛乳由来のプロテインとは異なり、ソイプロテインは「大豆」が原料。「たんぱく質が摂取できる」という部分が同じであっても、栄養素は全く異なるため注意してください。
それぞれの違いを把握して「プロテイン」「豆乳」を選ぼう
たんぱく質の摂取方法として、プロテインも豆乳も、どちらも優れた食品であることは間違いありません。しかし、それぞれの特徴を見ていくと、いろいろな違いがあることが分かります。
ぜひ、本ページを参考にしながら、自分に合っているのは「ソイプロテインなのか、豆乳なのか」を考えてみてください。