「一度にたくさん飲めない」「こまめに取り入れたい」など、さまざまな理由からプロテインの作り置きを検討する方がいます。しかし、プロテインは本当に作り置きしても大丈夫なのでしょうか?
そこで、今回はプロテインの作り置きは可能なのか、詳しく解説します。
プロテインの作り置きは好ましくない
結論から言いますと、プロテインの作り置きは好ましくありません。
プロテインは作り置きをすると、どんどん品質が変化してしまうだけではなく、雑菌が発生するリスクがあるからです。とくに、常温で保存しておくと、雑菌が大量発生する可能性がありますので、健康面から見ると不適切といえます。
そのため、基本的には「飲みきれる量」をその都度作る方が良いでしょう。
プロテインの作り置き意外の工夫
前項では、プロテインの作り置きは好ましくないとして解説しましたが、とはいえ「外出先で飲みたい」「こまめに取り入れたい」「一度に飲めない」など、さまざまな理由を抱える方もいるでしょう。
ここからは、作り置き意外でできる工夫をご紹介しますので、参考にしてみてください。
少量ずつ作る
プロテインの作り置き意外の工夫として、まず挙げられるのが「少量ずつ作る」という方法です。
1回分を一度に飲みきれないという場合は、半分の量を作り複数回に分けて飲むなどの工夫を検討してみてください。作り置きする必要がなくなり、いつでも作り立てのプロテインを取り入れることができます。
少し手間はかかってしまいますが、安心して飲める方法ですのでおすすめです。
プロテインを自分で個包装して持ち運ぶ
外出先でプロテインを取り入れたい場合には、1回分のプロテインを自分で個包装し、別で水を持ち運ぶといった方法があります。
外出先で水と混ぜて飲むことができますので、作り置きの必要はありません。また、粉末状態での持ち運びであれば、雑菌が繁殖しにくいため、安全性も確保されます。
ちなみに、プロテインを個包装して持ち運ぶ際には、密閉できる食品用保存袋などが便利です。
料理で活用する
プロテインを飲みきれない場合や外出先で混ぜるのが面倒という場合には、料理で活用するといった選択肢もあります。
プロテインは、意外にもさまざまな料理に活用可能です。例えば、クリーミーな風味を生かしてグラタンにしたり、お好み焼きにしたりするなど、食事として取り入れることができます。
また、ケーキ類やチョコレートなど、スイーツ系に混ぜても美味しく食べられますので、活用範囲は幅広いといえます。
料理として火を通して作れば、雑菌の繁殖を防ぎやすくなりますし、一度に多くのプロテインを飲む必要もありませんので、無理なく摂取できるでしょう。
プロテインの作り置きは避けたほうが無難
品質が変化してしまうという点だけではなく「そもそも安全面に問題が生じる」といった点が理由から、プロテインの作り置きはおすすめできません。
健康のためにプロテインを取り入れるはずが、かえって健康を損なうようなことがあっては本末転倒ですので、安全に取り入れられるように工夫することが大切です。
「一度に飲みきれない」「持ち運びたい」と考えている方は、別の工夫を参考にしながら、自分に合ったスタイルでプロテインを日常生活に取り入れてみてください。