近年、ダイエットや美容などの効果が期待できるとして注目されているプロテイン。積極的にプロテインを摂取する女性が増えてきました。
しかし、魅力的なメリットがある一方で、デメリットがあることも知っておかなければなりません。
プロテインのデメリットや対処法、過剰摂取におけるリスクなどをきちんと知っておきましょう。
プロテインのデメリットとは？
さっそく、プロテインのデメリットについて解説します。
どのようなデメリットがあるのか、危険性はあるのか、などを詳しく見ていきましょう。
摂りすぎると太る可能性がある
プロテインのデメリットとして、まず挙げられるのが「過剰摂取によって太るリスク」です。
基本的に、人間の体は多くのプロテインを吸収することはできません。そのため、必要以上にプロテインを摂取すると、脂質として体内にとどまってしまうのです。
体内に脂質が増えれば、当然肥満のリスクが高くなるでしょう。そのため、ダイエットを目的にプロテインを摂取するのであれば、「過剰摂取」は逆効果となってしまいます。
女性の中には「早く効果を得たいから」という理由で、ダイエットプロテインを多めに摂取するケースが見られますが、かえって太る可能性があるため注意しましょう。
便秘のリスクがある
プロテインに含まれるタンパク質には食物繊維がほとんど含まれていません。そのため、プロテインばかりを摂取して、他の栄養をおろそかにしていると便秘になる可能性があります。
特に、女性は体質的に便秘になりやすい方が多いため、プロテインだけを中心とした食生活や習慣は絶対に避けなければなりません。
肝臓病を患っていると臓器がダメージを受ける
特定の方に限定されますが、「肝臓病」を患っている方の場合、プロテインを摂取しすぎると肝臓がダメージを受けることがあります。その結果、あらゆる不快な症状が副作用として表れてしまうのです。
とはいえ、肝臓病を患っていても適切な量であればプロテインの摂取は問題ありません。不安な方は医師と相談したうえで、健康的にプロテインを取り入れましょう。
プロテインのデメリットを回避するための対処法
プロテインにはさまざまなデメリットがあります。しかし、対処法を知っておくことで、リスクを回避しながらプロテインを効果的に取り入れることは可能です。
具体的に、どのような対処法があるのか、チェックしてみてください。
適切な摂取量を知る
プロテインのデメリットを回避するためには、まずは「適切な摂取量」を把握しましょう。
厚生労働省によると、日本人が摂取すべきたんぱく質の基準は「摂取エネルギーの13～20%」です。
平均から見ると、成人女性であれば「1日50g」が目安となります。プロテインを取り入れる際には、必ず上記を目安にしながら摂取しましょう。
食物繊維にも目を向ける
プロテインを摂取するなら、食物繊維にも目を向けてください。食物繊維が不足してしまうと、便秘を引き起こし、「ダイエット」「美容面」などでさまざまなトラブルが生じてしまいます。
ちなみに、最近は食物繊維を含むプロテインも展開されています。食生活に不安がある方は、食物繊維が豊富なプロテインを選ぶこともおすすめです。
プロテインのデメリットを知って正しく摂取を
今回ご紹介した通り、プロテインにはさまざまなデメリットがあります。
しかし、あらかじめ対処法を知っておけば、安全にプロテインを取り入れることが可能です。現在、プロテインでのダイエットなどを検討している女性は、本ページの内容を頭に入れたうえで、自分に合った商品を探してみてください。
